私にとってとても大切である人が、同様に私のことを大切に思ってくださる心の象徴として真心込めて選んでくださったしなものが、偶然であるやらないやら、まさに私がこの上もなく欲しい欲しいと憧れていたところのものであった。ま、それはマゴの手であったわけなんだけども。
素材がすでにすばらしい。たとえて言うならどんな材料だろう?紫檀、象牙、鼈甲・・・うーんその種の貴重・稀少物質。いや柘植や檜、屋久杉とかいうぐらいのものかもしれないし、あるいは名もなき雑木というのも失礼ながら、ありふれたもの、しかし大変にすこやかに高品質に育ったというものかもしれない。
この素材の質感、この上なし。目に美しく、手に持って快く。
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